プレイリードック一族の日常~草原のライバルたちを添えて~
簡易なあらすじ(内容バレなし)
1954年公開の実写。71分間。ドキュメンタリー作品。
アメリカの(おそらく)グレートプレーンズという草原地域に住む生き物たちの生活を記録した作品。
こんな人に見てほしい!
- 哺乳類メインの動物好き。特にプレイリードック。
- 動物の子供が好きな人。
こんな人は避けた方がいいかも…(注意点)
- 集合体恐怖症の人
- 高画質を重視する人
- 蛇が少しだけでてくる
- 日本語字幕はない(吹き替えはあります)
- 2022年時点ではNGとされる差別用語あり
印象深いセリフ・歌詞
I declare these husbands, always leaving things for someone else to pick up.
世の中のご亭主というものは、年中何かを落としては他の人に拾ってもらいます。
by ナレーション
個人的な一押しポイントと感想(内容バレあり)
- ナレーションの冷静さがじわじわくる
- アナグマがアホかわいい
- プレイリードックの巣穴の撮影技術
前年度のドキュメンタリーが砂漠だったのに対し、この作品は草原が舞台です。
監督は同じ人のようですが、演出を少し変えていますね。
男性アナウンサーの淡々としたナレーションが始まった時は、つまらないのでは?!と正直ビビりましたが、杞憂でしたね。声色ひとつ変えずに冷静にツッコミを入れるスタイルがじわじわ笑いを誘います。
前作には虫や爬虫類が多かったのに対し、この作品の主役は哺乳類、特にプレイリードックなので、多くの人が楽しめると思います。
プレイリードックはコミカルな動きでフォルムもキュルルンとしていて、応援したくなるかわいらしさです。巣穴の中の様子も見ることができます。巣穴の断面図はどうやって撮影しているのか気になりますね。
プレイリードックには多くの天敵がいますが、敵たちの描写もなかなか良くて、彼らとの応酬にはディズニーらしいコミカルさを感じましたね。特にアナグマはアホかわいかったです。
注意点としては、少しだけ敵として蛇が登場するのと、動物の群れの描写が時々挟まるので集合体恐怖症の人は注意が必要かもしれません。あとは、画質は少し悪めなことと、今では使用NGの差別用語(か〇わ)が使用されているのには注意ですかね。1950年代の作品なので仕方ないと思いますが。
まとめ
注意点が多めになってしまいましたが、いずれも作品をだめにするほどの致命的な問題ではないと思います。動物ドキュメンタリー好きの方は是非いちどご覧下さい!