アフリカのサバンナに暮らす生き物たちの命の記録
あらすじ(内容バレなし)
1955年公開の実写作品。ウォルト・ディズニー・プロダクションズ制作。72分間。
アフリカ大陸には、様々な種類の生き物が暮らしている。
彼らは日々、シビアな命のやりとりを繰り返している。それが自然の課した掟なのだ。
その掟からは食物連鎖トップのライオンすら逃れられない。
この作品は約3年間にわたり、その掟の下で生きる動物たちの姿を記録したものである。
登場する動物
鳥類:ハゲワシ シラサギ レンカク ダチョウ カンムリヅル ノガン ショキチョウ アシナガツバメチドリ
哺乳類:ライオン ヌー(ウシカモシカ) オオカモシカ シマウマ ミズカモシカ クロカモシカ シマカモシカ ガゼル ジェレナック インパーラ イーランド マダラオオカミ 水牛 イボイノシシカバ サイ キリン ハイエナ ヒヒ ヒョウ チーター ジャッカル ゾウ
爬虫類:ワニ
昆虫類:イナゴ
魚類:バーベル ナマズ
こんな人に見てほしい!
- 動物ドキュメンタリーが好きな人
- ライオンキングの元ネタ/インスパイア元を知りたい人
こんな人は避けた方がいいかも…(注意点)
- 上記の動物が苦手な人
- 狩りの獲物としての草食動物の死体あり
- 集合体恐怖症の人
- 日本語字幕がない(吹き替えはあります)
印象深いセリフ
The lion is one among many on these plains, and all have a part to play in nature’s primitive pageant.
この平原では、ライオンは多くの動物の中のひとつです。
全ての動物は、自然のドラマの中で、皆、ひと役を持っています。
by ナレーション
個人的な一押しポイントと感想(内容バレあり)
- 雄ライオンはめちゃくちゃダラダラしている
- アシナガツバメチドリの謎ダンスがかわいい
- 何やかやで一番イナゴが恐ろしい
すっきりまとまったドキュメンタリーです。
タイトルは「ライオン」ですが、思ったほどライオン特化ではなく、色々な動物の映像が見られます。
アフリカの平原では、肉食獣と草食動物が同じ空間にいるんですね。
狩り以外の時は普通に傍を通ったりすることもあるようです。
次の瞬間狩りが始まって大混乱…というかなり混沌とした場所のようです。
食物連鎖の争いに並行して、定期的に起きる干ばつも非常にシビアです。
水を求めてサバンナをさ迷う動物達の群れは、かつての恐竜絶滅を思い起こさせましたね。
そして、個人的には、どんな肉食獣のキバよりもイナゴの大群が一番恐ろしかったです…ヒエ…
まとめ
アフリカの動物のことを見やすくまとめてくれている作品です。意外と見やすかったです。
これを見るとライオンキングの解像度も上がりそうですね!
興味がある方は一度見てみて下さい!