罠にかかったパパとママ(The Parent Trap)の紹介と感想

寝転ぶ双子

パパ!!!尻軽すぎるぞ!!!

あらすじ(内容バレなし)

1961年公開の実写作品。129分間。ウォルト・ディズニー・プロダクション制作。

ジャンルはコメディとラブストーリー。

14歳の女の子シャロンは、サマーキャンプで自分に瓜二つの同い年の女の子スーザンに出会う。

最初は衝突するシャロンとスーザンだが、ほどなくして自分たちが血のつながった双子で、

生まれて間もなく両親が離婚して引き離されたという事実に気がつく。

家族全員で暮らしたいと考えた二人は、両親を再婚させようとある作戦を立てる。

こんな人に見てほしい!

  • 強い女を見るのが好きな人
  • オンナのギスギス、イヤミの応酬を楽しみたい人
  • ハッピーエンドが見たい人

こんな人は避けた方がいいかも…(注意点)

  • 弱々しい男にイライラしちゃう人
  • 悪ガキムーブにイライラしちゃう人

印象深いセリフ・歌詞

Let’s get together, yeah, yeah, yeah

Think of all that we could share

Let’s get together every day

Every way and everywhere

And though we haven’t got a lot

We could be sharing all we’ve got

Together

そろって一緒に

分かち合う幸せ

毎日どこでも なにをするにも一緒に

持ってるものは全て分かち合う

by シャロンとスーザン

個人的な一押しポイントと感想(内容バレあり)

  • 一人二役はお見事!違和感なし!
  • 双子の歌は名曲
  • オンナの対決がなかなか緊張感があって良い
  • パパが女を乗り換えるスピードが速すぎる・・・見境なしか?!

「ふたりのロッテ」という児童小説が原案の作品です。

双子と言えば入れ替わりというのは昔からの鉄板なのですね。

この作品の双子シャロンとスーザンは、一人で二役をされているようですが、

合成感が全くなくてすごかったです!お見事!

衣装がみんなかわいくて、パパの家もママの家も超豪邸でオシャレだし、とても夢があります。

双子の歌もポップで頭に残る良い曲でした。

演出に関わった人はめちゃくちゃセンスが良いに違いありません。

 

登場人物は女性陣が色々な意味での強さが際立っていましたね。

双子はパパの財産を狙う美人お姉さんを本気で潰そうとしますし、

お姉さんとママのイヤミの応酬にはかなり見ごたえがありましたし、

みんなかわいくて美人でありながら、なかなかいい性根をお持ちです。

私は清廉潔白な大人しいのよりワルさを前面に出すキャラクターの方が面白くて好きなので、

見ていてニヤニヤしちゃいました。

性格が悪すぎて現実世界では友達にはなりたくないですけど、

見ている分には尖っている方が楽しいのです。

 

女性陣の強さと対極的に、男性陣は弱々しかったですね。

特にパパは作中No1の情けなさです。

若い美人のお姉さんにデレデレで結婚まで考えていたというのに、

お姉さんにフラれた1分後には別れた元妻に鼻の下を伸ばして甘えるという乗り換えの速さ…。

切り替えが速いのはいいこととは言いますけど、いくら何でも尻軽男すぎんかね??

パパは愛に気が付いたのではなくて、誰でもいいから女の人に甘えたいんだなと思いました。

最終的にはパパとママが再婚してハッピーエンドを迎えるんですが、

そもそもの別れた原因が解決していないままなので、

結婚生活が継続するかはかなり怪しいなと、思ってしまいました。

あくまでも個人の感想ですけどね…

まとめ

女たちのギスギス描写が目立つのに、全員が強いせいか陰湿な感じが全くせず、

痛快なコメディとしてまとまっているのが不思議な作品です。

パパの頭をスリッパで引っ叩きたくなることも含めて、面白く見られました!

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