おもちゃの王国(Babes in Toyland)の紹介と感想

踊る女の子

ダンス!メルヘン!ミュージカル!そして3バカトリオ!

あらすじ(内容バレなし)

1961年公開の実写作品。106分間。ウォルト・ディズニー・プロダクション制作。

ジャンルはミュージカル、コメディ、ファンタジー。

マザーグース村というメルヘンな雰囲気の村のおはなし。

トムとメアリーという若者たちの結婚式を目前に、村全体は祝福モードに包まれていた。

ところが、彼らの結婚をよく思わない男が一人だけいた。

村の外れに住む、極悪人のバーナビーである。

実はメアリーには莫大な財産の相続権があり、

バーナビーはその財産を手中に収めるためにメアリーとの結婚を企んでいたのだ。

バーナビーはならず者のゴンゾルゴとロデリゴを呼び、婚約者トムを始末する作戦を立てる…

こんな人に見てほしい!

  • ミュージカル好きな人
  • 小さなお子さん
  • ダンスのショーが好きな人
  • サンリオピューロランドが好きな人

こんな人は避けた方がいいかも…(注意点)

  • ミュージカルが苦手な人
  • 人間の細かい機微を描いた繊細な作品を見たい人
  • 画像のリアルさを重視する人

印象深いセリフ・歌詞

Lemonade, let’s have a lemonade

Here’s to all the bright and lovely plans they’ve made

レモネードを飲もう ふたりの明るい未来に乾杯

by 村人(オープニングの歌)

個人的な一押しポイントと感想(内容バレあり)

  • ダンスのクオリティがものすごく高い
  • 衣装がメルヘンでかわいい、特にメアリー
  • 悪役3人組が素晴らしい

実写なのに、とてもディズニーアニメっぽい作品でした。

もっと知名度が高くてもおかしくない力作です。

Disney+の作品紹介がgoogle翻訳に突っ込んだような謎の文体なのが良くないんだと思います…

 

歌とダンスがメインのミュージカルなのですが、特にダンスが素晴らしかったです。

ディズニーリゾートのショーが好きな人にはとてもお勧めできます。

特にオープニングと、途中の旅芸人のダンスは圧巻!

欲を言えば画面越しではなく生で見たかったですね。

もしディズニーランドあたりで上演してくれたら、絶対一人でも見に行くんだけどなあ…

 

舞台や衣装はメルヘンで、とってもかわいいです。

マザーグース村や戻れずの森は何となくピューロランド味がありましたし、

ヒロインのメアリーの衣装をはじめ多くの衣装にはリボンやフリル満載で、

刺さる人は非常に多いはずです。

 

あと、悪役トリオがとてもいい味を出していて非常に良いです。

ディズニー特有の「アホな悪役」感を実写作品でこれほど見事に演出できるのはすごい。

親玉のバーナビーの俳優さんは小顔で足も長くてダンスも上手でかっこいいはずなのに、

渾身の顔芸と四コマ漫画のような動作が上手すぎてかっこいい要素が1ミリも残ってないという。

子分のゴンゾルゴとロデリゴもアクションと間のとり方が絶妙。

3人とも、ムカつくけどなんだか憎めない愛すべき奴らでした。いやー良かった!

 

お話の内容は簡潔明快で小さなお子さんにも分かりやすいです。悪役も怖くないし。

裏を返すと、複雑で繊細な物語が好きな人には物足りない可能性がありますかね。

あとはメルヘン基調なので、リアルさを求める人とは方向性が異なるかもしれません。

物語性よりは、演出やキャラクターを楽しむための作品だと思います!

まとめ

ミュージカルが苦手な人や、物語性とリアルさを重視する気分の人以外にはおすすめです!

もっと知名度上がれー!

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