リラクタント・ドラゴン(The Reluctant Dragon)の紹介と感想
あらすじ(ネタばれなし)
1941年公開のディズニー初の実写+アニメーション作品。73分間。
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作。
ロバート・ベンチリーという男が作品企画をディズニー社に売り込む為に
単身ディズニーカンパニーへ乗り込む。
そこでアニメ作品制作に携わる様々な人達の仕事を目にするのだった。
デッサンや動き、音楽や効果音などを制作する現場の様子を楽しむと共に、
今制作中だとされるいくつもの短編アニメ作品も登場する。
最後にウォルト・ディズニー本人も少し出てくる(!)
こんな人におすすめ!(少しだけ内容バレあり)
-
「作品の裏話」みたいなのが好きな人
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ディズニーの「物事の魅せ方」の上手さを楽しみたい人
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コメディー調が好きな人
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ドナルドとグーフィーのファン
1。「作品の裏話」みたいなのが好きな人
2。
3。
こんな人は避けた方がいいかも…(作品の注意点、内容バレ少しあり)
1。
2。
3。
印象に残ったセリフ・歌詞
この作品は、アニメの舞台裏を見せたいという多くの要望に応えて作られたものです。
This picture is made in answer to the many requests to show the backstage life of animated cartoons.
by オープニング画面(日本語字幕がない箇所からの抜粋なので直訳)
まとめ
こんな人に見てほしい!
こんな人は避けた方がいいかも…
- 冒険やラブストーリーではない
- ディズニーの「物事を楽しく魅せる」手法が合わない人
感想(ちょっと内容バレあり)
タイトルに「ドラゴン」とあるので冒険の話かと思っていたのですが、違いましたね!
この「The Reluctant Dragon」は主人公のベンチリー氏がディズニー社に売り込もうとした企画名(というか絵本の名前)で、お話の本筋とドラゴンは関係ないという…笑。
でも、とても楽しく見ることができました。
「ディズニーではこんな風に日々アニメを作っているんだよ」というのをファンタジー・コメディーを絡めながら見せてくれます。
特に、音響効果の紹介パートは凄かったです。思いもよらない方法で効果音を作っていたのですね。
今の音響はどうやっているのかも気になってきます。
制作裏話といった類が好きな人には興味深いんじゃないかなあと思いますね!
注意点としては、実写ですけどあくまでも「ディズニー作品」なので、この映像が全て真実だと思い込まない方がいいかなということです。
現実の現場はきっと、そんなに甘くないでしょう。毎日が戦場だと思うのです。
そんな現実を表には垂れ流さず、楽しい現場紹介という形で見せる。ディズニーの魅せ方の上手さを味わうと良いと思います!